実験体Aの日記

統合失調症です。薬の副作用で体脂肪を落としにくい体質なので痩せる方法を考えています。

人魚の肉で寿命は伸びるか

アメリカの国家機関に人魚の存在は公式に否定されています

 

news.nicovideo.jp

 

サンタクロースは存在しないってわざわざ言うのと同じくらい野暮な話なので

 

もしかしたら人魚がいる確証を実はアメリカは掴んでいる? のかもしれませんね(陰謀論的観点)

 

とはいえ創作で描かれるような人魚は僕個人も存在しないと思います

 

しかし世界中に人魚伝説はあってジュゴンが人魚の正体だと言われていた時期がありますが

 

日本人がジュゴンを初めて目にしたのは明治時代だと言われていて

 

日本人に語り継がれてきた人魚伝説の人魚はジュゴンではないのはまず間違いありません

 

江戸時代に外国と取引していた際に西洋の人魚伝説を知った剥製師が猿の上半身と魚類の下半身を繋げてニセモノを外国に売りつけていたみたいですが

 

西洋の人魚伝説が入ってくる前の日本の人魚は上半身はありませんでした

 

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人魚の肉を食べて不老長寿を得た八百比丘尼の話は有名ですが

 

人魚の肉を食べても不老長寿になれるとは江戸時代の人も考えてはいなかったようです

 

ですが人魚の肉の実在は疑っていなかったらしいです

 

blog.miraikan.jst.go.jp

 

じゃあ人魚の肉の正体はなんなんだって話になりますが

 

おそらく

 

リュウグウノツカイ

 

ではないかと考えられます

 

江戸時代の人気作家である井原西鶴が

 

命とらるる人魚の海という自身の著作の中で

 

「かしら、くれなゐの鶏冠ありて」

 

という人魚の特徴を描写していて

 

リュウグウノツカイ=人魚のモデル

 

ではないかと考えられます

 

人魚伝説があるのはリュウグウノツカイが取れる日本海側に集中しています

 

ちなみにアイヌの伝承にも人魚伝説があり人魚の肉を食べると長寿になるという点は共通しています

 

ではリュウグウノツカイに不老長寿になる効能があるのかって肝心の話になりますが

 

リュウグウノツカイを食べても不老長寿にはならない…はずです

 

実際に食べてみた人もいるみたいですが

 

あんまり美味しくないらしいです

 

ただ調べてるうちにリュウグウノツカイには結構興味深い話があったのでもう少し話します

 

リュウグウノツカイは世界最長の魚ですが自切できる魚です

 

空腹でエネルギーが足りない時も自分の尾びれを自切しますし

 

天敵に襲われた場合も自切します

 

自切した尾びれは再生しません

 

リュウグウノツカイは水深1000メートルの深海に住んでいますが

 

水深1000メートルの深海には脊椎動物の中では最も寿命が長い天敵がいます

 

サメです

 

 

www.itmedia.co.jp

 

上の記事のサメは北極海に住んでいるので

 

温帯から熱帯の深海に住んでいるリュウグウノツカイとは関係ありませんが

 

サメは全体的に近年の研究で以前の通説より寿命が長いことがわかってきています

 

natgeo.nikkeibp.co.jp

 

ぼんやりとした結論になりますが

 

寿命が長いサメが食べてると思われるリュウグウノツカイを食べれば少しは寿命は伸びるんじゃないか?

 

って話なんですが

 

うーん

 

リュウグウノツカイは自切することができるので何らかの毒を持っている可能性はありそうなんですよね

 

基本的に自切できる生き物は毒を持ってる場合が多い気がします

 

自切した部分に毒があればその分天敵から逃げる時間を稼ぐことができますからね

 

リュウグウノツカイはカラフルなので色で毒があることを周囲に知らせている可能性はあります

 

サメの目には色覚がないので完全に無駄な努力なんですが…

 

人間も緑黄色野菜のポリフェノールを摂取して健康を増進したりしますが

 

ポリフェノールは野菜の毒です

 

食べられたくない野菜の健気な努力なんですが

 

耐毒性能に優れた人類はポリフェノールという毒をわざと摂取することで免疫力が上がり

 

結果的に健康になるわけです

 

サメにもリュウグウノツカイを食べることで同じようなことが体内で起きてる可能性があるかもしれません

 

昨日の記事の続きを書こうと思ってたけど

 

予想以上に難航したので別の記事を書きました

 

今日の話はこれで終わります